南欧テイスト

ところで南欧テイストって、どんなもの?

南欧のスタイルとは、
地中海沿岸の国々のインテリア
ポルトガル、スペイン、フランス南部、イタリア
などの地中海沿岸の国々のインテリアをお手本に
しています。

カラフルな街並みのニースやモナコといった
リゾート地、白い壁が眩しい、ギリシアや
スペイン南部。

石畳の路地とオレンジ色の家々が並ぶ
イタリアの古都。

海と大地からもらった優しい彩りに
光と風を意識した、そんなインテリアを
つくるためのポイントをご紹介

南欧テイストのデザインポイント

外観で言えば、
・テラコッタ風スパニッシュ瓦
・浅い軒の出
・ロートアイアンの装飾
・明るい色調の塗り壁
・アーチ状の下り壁
・アイアンの面格子
などが挙げられます。

それでは、
家の中のインテリアではどうでしょうか。

南欧テイストをつくる3つのポイント

1.基本は白で統一

ベースとなる壁や天井は白で統一しましょう。

安価で扱いやすいビニールクロス以外にも、
しっくいや珪藻土も注目の壁材です。

珪藻土

珪藻土は、施工費が比較的安く、調湿性、保温性、
遮音性、ニオイを吸着するなどの機能があります。

珪藻土:カラーサンプル

珪藻土:テクスチャー例

出典:サメジマコーポレーション

カラーバリエーションや塗りのパターンも
豊富なので、

「建築コストは節約したいけど、
塗り壁にもこだわりたい。」

という場合に、珪藻土はぴったりな素材です。

漆喰

漆喰壁はコストもかかりますが、
天然素材なのでエコでもあります。

また、防火性が高かったりアレルギーの元
となる物質が少なく、近年では、その性能に
ついても見直されています。

仮にひび割れなどがおこっても、その部分を
盛って手軽に補修が出来たりと、大切に使えば
50年、100年以上は持たせることができます。

憧れの漆喰壁、これも外せないポイントとなりますね!!

2.レンガ、タイルを上手に使う

壁の一部にレンガを使う
テラコッタ調のタイルを張る

出典:realhomes.com

テラコッタは、
本物のテラコッタと、テラコッタ調の
セラミックタイルでは、
風合いが違います。

テラコッタの良いところは、
優しい土の色をしていて、なんとも言えない
暖かい雰囲気を醸し出しているところでしょう。

本物のテラコッタとは、
素焼きのタイルのことです。

自然の土を固めて焼いたもので、
2cmほどの厚みがあります。

日本でよく見かける、テラコッタ調の
磁器タイルとよりも厚みがあり、
空気孔がたくさんあるのも特徴です。

空気孔がたくさんあり吸水性があるので、
セラミックタイルのように汚れがつきにくい
ものではありません。

表面も、セラミックタイルのように
ツルツルしたものではなく、

どちらかというとザラザラしているので、
お掃除でサッと拭くだけというわけには
行きません。

テラコッタ調タイル

本物のテラコッタ

本物のテラコッタは焼いた時に、
色むらができて一枚一枚の表情が
違います。

Handleオリジナル ハンドメイド・テラコッタタイル

出典:handle-marche.com

テラコッタ調のセラミックタイルは、
模様をつけているので、ムラができず
均一です。

テラコッタとテラコッタ調タイルの
大きな違いは、風合いです。

本物のテラコッタは、とても優しい
肌触りがあり、使えば使うほどに色が
変わり風合いを増して行きます。

手焼きや、アンティークのテラコッタは、
一枚一枚違うことで、全体に貼った時に、
あたたかい表情の床が出来上がります。

本物だけが持つ風合いや肌触り、
あたたかさを感じる見た目は、
テラコッタ調タイルでは実現できない
ところです。

3.アイアン

南欧テイストに欠かせないアイテムが、アイアンです。

ロートアイアンとも言いますが、
ヨーロッパの文化として
発展してきた錬鉄を使った
家具や装飾のことです。

重厚なロートアイアンと木の組み合わせで
構成された門扉は、エレガントな印象を与えます。

アルミと違い、曲線的なデザインが可能なことも
アイアンの特徴です。

すべり出し窓用の面格子

出典:はな工房

手作りアイアン表札も
あなたのお家を素敵に見せる
大事なアイテムです。

表札は、毎日、目にする部分ですから
お気に入りのデザインで
こだわりたい部分です。

鉄職人のこだわりと温もりが刻まれた
アイアン表札。

自分だけのオリジナルデザインを作ってみては
いかがでしょうか。
だいたい3~4万円の予算で製作できます。

出典:juicygarden.jp

南欧テイストに欠かせない
アイアン小物は、優雅なデザインを
選ぶことがポイントです。

無骨なデザインのものは、
アジア風になってしまうので要注意。

南欧、特に南フランスでは、アイアン製品が
古くから盛んに作られていて、
インテリアアイテムとして
欠かせない存在でした。

アジアのアイアン製品は、動物をモチーフ
としたものが多く
作りが粗削りなのに比べて、

南欧では、ブドウの葉やツタなどの植物が
モチーフに多く使われ、繊細で優雅な曲線
のデザインが特徴です。

階段のロートアイアン手すり

出典:KUMA鍛鉄工房

カラーコーディネートはインテリアの要

色は第一印象を決めるものです

限られた空間を居心地よく感じさせる
ためには部屋残体のバランスが大事

カラフルなイメージの南欧
よく見ると、原色よりも
ややトーンが低い中間色

南欧テイストの基本色

南欧テイストの基本色

この南欧色を取り入れたインテリアを楽しむなら
壁、床、天井のベースカラーも考慮して、
加える色は2色、3色に絞って色を氾濫させない

窓の大きい日本の住宅の場合は、
部屋を広く見せるために淡い色を使う
のがおすすめ

テラコッタピンク

色むらのある素朴な色合いのテラコッタタイル
床に敷き詰めればぬくもりを感じる部屋になる

暖かいピンクがかったテラコッタは、
白い漆喰の壁や木の梁など、同じ自然素材に
とてもよく合います。

ぼやけた印象にならないように、
アイアン小物や寒色をアクセントに使うと良いでしょう。

ヒマワリ色をベースに使う

57%

黄色でも、淡い色なら壁全体に使っても
派手な印象にはなりません。

落ち着いて見せるには、
床の色を壁よりも濃くすることで

明るく柔らかな空間になります。

茶系のテラコッタタイルやフローリングを
床材に使って、家具の色を統一しましょう。

イトスギ色

出典:stroymix-v.ru

フランスの画家ゴッホも絵の題材と
して好んだイトスギ。

その少し霞みがかったグリーンは、
南欧テイストのインテリアに
なじみやすい色です。

村のある仕上がりでナチュラル感を演出しましょう。
寒色のため全体的に使うと冷たい感じになります。

壁の一部や、ドアなどに効果的に取り入れるのが良いでしょう。