
「実家にソーラーパネルを取り付けたい。」
新潟市にお住まいの実家リフォームをお考えの方で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回は、ソーラーパネルの選び方や屋根のリフォームでの注意点を紹介します。
□ソーラーパネルの選び方とは
太陽光発電の発電量は、屋根の形や方角、種類によって様々です。
ここではそれぞれの発電量の影響について紹介します。
*屋根の形と方位
屋根の主な形には、陸屋根と寄棟、切妻、片流れがあります。
まず陸屋根は、平らな形をした屋根で、寄棟は4方向に傾斜があります。
切妻は傾斜が2方向で、片流れは1方向です。
効率的に発電したいなら、発電が多くできそうな方角に発電効率の良いパネルをたくさん設置すると良いでしょう。
最も、発電できる方角は真南です。
パネルは、陸屋根と片流れが最も多く設置でき、その次に切妻、最後に寄棟です。
さらに、発電量は屋根勾配と地域によっても異なります。
基本的に、30度の勾配の屋根が発電効率が良いと言われていますが、多くの屋根の勾配は3寸から5寸です。
この場合は、16.7度から26.6度の勾配となっているので、発電効率が良い角度よりも緩やかなものとなっています。
また、地域によっても発電効率の良い角度は違います。
真南の年間最高角度は仙台で35.5度、鹿児島で27.7度です。
そのため、最高角度を決める際は、地域と屋根の勾配の2つから考えましょう。
*パネルの種類と大きさ
太陽光発電パネルには、種類と形状、サイズがあります。
形状は台形や長方形など屋根の形に合わせて選び、その後サイズと枚数を決めます。
また、パネルには曇りや、気温が高い日でも発電効率が良いものなど種類は色々あります。
そのため、地域の特性を考慮した上で選ぶようにしましょう。
□屋根のリフォームでの注意点を紹介
太陽光パネルの設置業者は太陽光パネル自体を売ることを目的としています。
そのため設置の際に、屋根のリフォームの詳細については説明を受けないことが多いです。
その結果、屋根のリフォームが見逃されがちです。
しかし、太陽光パネルを設置した場合は、10から20年程で本格的な屋根の修理が必要となります。
例えばコロニアルの場合なら、10年に1回塗装する必要があり、30年後には葺き替えや重ね葺き工事が必要です。
住宅を買う際に、ハウスメーカーや工務店から説明を受けた方もいらっしゃると思います。
また、2000年に設置された化粧スレート屋根なら、建築後10年から15年で劣化が始まり、すぐにカバー工事が必要となります。
太陽光パネルが設置された屋根をリフォームする場合には、1回パネルを外してから取り付ける必要がある点は注意しましょう。
□まとめ
ソーラーパネルの選び方や屋根のリフォームでの注意点について解説しました。
ソーラーパネルを設置する際は、ぜひ今回紹介した点を参考に選んでいただけると幸いです。
実家のリフォームをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。