
「冬になると、トイレが寒くなるからイヤ!」
このように思われている方はいらっしゃいませんか?
トイレは一年365日、毎日使う場所です。
夏でも冬でも快適に利用したいですよね。
今回は、トイレをリフォームする際のポイントについてご紹介します。
□冬でも暖かいトイレに!
トイレのお悩みで多いのが、「冬の寒さ」です。
『ヒートショック』という現象をご存じですか?
暖かい場所から急にとても寒い場所に移動すると、体内の血圧が急上昇して、脳卒中や心筋梗塞などの症状が起こってしまうことをヒートショックといいます。
実は、トイレはヒートショックが起こりやすい場所の一つです。
寒さ対策がされていない昔ながらのトイレは、冬になると外と同じくらい寒くなります。
暖かいリビングからトイレに移動したときにヒートショックが起こってしまうことがよくあるのです。
トイレをリフォームするなら、最新のトイレに変えるのも良いですが、まずはこの寒さを解消できるような工夫を心掛けてみてはいかがですか。
*トイレの窓をリフォームしよう
トイレに窓がついているという家も多いのではないでしょうか?
しかし、古い家のトイレについている窓は、断熱仕様になっていないケースが多いです。
実は、住宅の中で室内の熱が一番逃げやすいのは窓などの開口部であると言われています。
さらに断熱性の低い窓は、屋外の冷気を取り込みやすいという特徴があります。
そのためトイレを暖かく保つためには、まずはトイレにある窓の断熱性を高める必要があるのです。
窓の断熱性能を高めるために、二重サッシや複層ガラスといった断熱性の高い窓にリフォームしてみてはいかがですか。
さらにその上から断熱性のあるカーテンを付けると、より効果的です。
*暖房器具を設置しよう
トイレをリフォームするなら、窓の断熱性を高めると同時に暖房器具を設置してみましょう。
窓からの冷気の侵入を防いだとしても、室内に暖かい空気がないと寒いままです。
だからといって、トイレという小さな空間のためにわざわざエアコンを設置するもいやですよね。
ですから、トイレに小さなヒーターを置いたり、便座が暖かくなる機能が付いたトイレに買い替えるなどの工夫をするのがおすすめです。
*壁に断熱材を入れる
「隙間風がぴゅーぴゅー吹き込むようなトイレを使用している」
そんな方は、思い切って全面リフォームをしても良いかもしれません。
トイレの周りの壁にしっかり断熱材を敷き詰めれば、寒さをかなり低減できますよ。
□最後に
今回は、トイレをリフォームする際のポイントについてご紹介しました。
健康的に生活するために、トイレをリフォームするにあたって暖かさというポイントは必須です。
窓の取り換えや断熱材、暖房器具の設置といったリフォームをして、暖かいトイレを手に入れてみませんか。