
新潟にお住まいの方で、「古い民家に住んでいるから、古いお風呂をずっと使っている」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方の中には、「これからの寒い季節、古いお風呂よりも新しいお風呂で暖まりたい」と、お風呂のリフォームを検討している方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、お風呂のリフォームで解消されるポイントについてご紹介します。
□古いお風呂の問題点
*在来浴室の問題点
「昔ながらのタイル張りのお風呂を使っている」という方がいらっしゃるかもしれません。
『タイル張りのお風呂』とは、体を洗う場所と壁がタイルになっているタイプのお風呂のことです。
このタイプのお風呂のことを、『在来浴室』と言います。
在来浴室は断熱材が全く入っていないことがよくあります。
そのため、冬の寒さが室内に伝わりやすいのです。
室温が低いのも辛いですが、床のタイルも驚くほど冷たくなっています。
お風呂に入るのが億劫になってしまいますよね。
血圧の急変によって脳卒中などが引きおこる『ヒートショック』という症状は、お風呂場での急な温度環境の変化で一番なりやすいと言われています。
まさに在来浴室のような寒い浴室だと、ヒートショックが起こりやすいのです。
寒い思いをする上に、ヒートショックのリスクを抱えながら入浴しなければいけないのが在来浴室なのです。
*内釜の問題点
古いお風呂によく使用されている、室内に湯沸かし器があるタイプの浴槽のことを『内釜』といいます。
このタイプの浴槽には、保温材が施されていないことがほとんどです。
「追い炊きをしないとすぐぬるくなってしまう」
という実感がある方も多いのではないでしょうか。
断熱機能のある浴槽にしなければ、この問題は解消されません。
□ユニットバスで問題を解決!
今主流になっている『ユニットバス』は、在来浴室の問題点をすべてカバーしたお風呂場になっています。
ユニットバスは、あらかじめ形作っておいた天井や床、壁などを建物の中に持ち込んで、中で組み立てるタイプのお風呂場です。
断熱材がない場所に作っていた在来浴室とは違って、断熱材がぎっしり詰まった建物の中にお風呂場が作られるので、外の温度がお風呂場の中まで影響することはありません。
さらに、最近のユニットバスに使われている床は暖房機能も搭載していることが多いです。
ユニットバスにすることで、寒い浴室や冷たいタイル、そしてヒートショックのリスクから解放されるのです。
さらに、ユニットバスの浴槽には断熱機能が付いています。
わざわざ追い炊きをしなくても、一度温めたお湯がずっと暖かいままキープされるのです。
□最後に
今回は、お風呂のリフォームで解消されるポイントについてご紹介しました。
昔ながらの浴室でこの冬を乗り越えようと思っていた方も、早めのリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。